道具学への招待 vol.94 〔蛇玉水路〕地域自活(サバイバル)の方法論(メソドロジー)

f0107583_13593498.jpg 鼠牛虎兎龍(ね~うしとらう~たつ)―蛇歳(みどし)明けたら御目出度(たう)。賀状起草は前年末故(ゆえ)、毎回内心佶屈(ギコチナ)い。その一例を挙ぐれば、一昨年(おととし)末に2011賀状の束を起草、見直すと乱筆20!!多発。修筆―チョイ待て! 20!!は地球大革命年を予告する神の御聲(おんこえ)ならざるや!!
 歳明(としあけ)早々諸会合挨拶に私は!!(カクメイ)年遂行を提唱したが、2月には迎新元氣薄れ沙汰止み。だがそんな大事を打遣るかと大自然を司(つかさど)る神々、現人類に呆れお怒(いか)り!! これぞ20!!年3月!!日、東日本大揺振(おおゆさぶり)の眞義なるか(犠牲者には心からお悔み奉る)。
 超大!!(じしん)翌朝、生存者集えばまず水みずミズをどうする!! 本番翌朝では如何仕様(どうしよ)も無い。私は超大!!5年前想定の会議に〔蛇玉水路〕を提唱する。蛇玉(へみたま)は蛇が蛙を丸呑(まるのみ)せる胴の玉状の膨(ふく)らみ。〔蛇玉道路〕は大正期の自動車道路計画に用いた公用語なりき。
 提案―水道網全蛇口元に雨水井水も加える蛇玉(貯水槽2立米10余日分)を!! そうすれば中高層マンション各戸水圧減も大節水効果。じつは水道開設大正期、蛇口は井戸元に設け、走(はりし)(ながし)へは水甕(みずがめ)から手搬びの蛇玉式なりき。

〈図版出展〉
山口昌伴著、工芸財団国井喜太郎産業工芸賞受賞『図説台所道具の歴史』p15。
底本:原版 柴田書店、1978年刊、定価3,800円。
複写図は仝書現行復刻版 日本図書センター、2012.1.25初版第1刷、定価25,000円。
(山口昌伴 2013/01)

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